本学会は、2005年に発足以来「日本発のプログラムマネジメント」をキーワードに、あらゆる組織の企画事業に対して、構想からはじまり、計画、投資、組織化、実行、運営までのライフサイクル全体をマネジメントする学際的な方法論を研究しています。
2019年に就任された山本秀男前会長のNEXT P2Mの方針のもとに、学会のプログラムマネジメント手法を企業以外の社会のあらゆる組織への展開に努めてまいりました。その結果、教育研究関係、行政関係、NPO法人関係はじめ、地域の様々なステークホールダーにおいてプログラムマネジメントを活用した活動が行われてきております。 今後、国内だけでなく海外での日本のプログラムマネジメント手法が展開されることが期待されるため、ここで学会のミッションとビジョンを公開することにしました。
国際P2M学会の2つのミッション
本学会は、
オーナーの視点に立って経営システムと技術システムを統合するプログラムマネジメントの知識体系の実践研究を推進する事により共存共栄と共創の持続可能な社会の構築に貢献する。
本学会は、
組織の全体使命のもとで複数のプロジェクトを有機的にマネジメントし、創造的統合マネジメントスキル手法を活用して、構想(スキーム)・構築(システム)・運営(サービス)が連結した(3Sモデル)構成からなるプログラムマネジメントの深化と共にその知識体系を社会に提供する。
国際P2M学会の2つのビジョン
1.国際社会への発信:国内外の様々な分野におけるイノベーション創成におけるプログラムマネジメントの有効性を取り上げて、論文や国際会議やSNSなどを通じて日本のプログラムマネジメントを世界に発信する。
2.人材育成への貢献:社会人の会員数と協賛企業数の増加に繋がる魅力有る企画として、政府のリスキリング支援におけるマネジメント人材育成支援を学会の方針として、様々な手段による活動を行う。
本学会は、このようなミッションとビジョンのもとに、現代社会が取り組むべき課題に対する解決策を研究するため、学者、研究者、実務家の知恵を交換する「場」を提供していきます。引き続き、みなさま方の学会活動への積極的な参加とご支援を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
令和5年(2023年)4月22日
会長 亀山秀雄