国際プロジェクト・プログラムマネジメント学会




コングレスは終了いたしました。ご協力ありがとうございました。

「第2回学会連携コングレス」

〜サステイナビリティとプロジェクトマネジメント体系〜

更新: 2012/6/18

主催 一般社団 国際P2M学会
共催  化学工学会、日本開発工学会
実行委員長 亀山秀雄、企画委員長 小原重信

1. サスティナビリティ学

「サステイナビリティ」(sustainability)とは、持続可能な発展(開発)の理念である。 その理念は、地球の生態系と自然資源を枯渇や汚染から守り、世代間で公平に継承する価 値観を強調する。この理念は1992年に国際的に「リオ宣言」として公表され、社会、経 済、環境の対立要素を解決するために、政策や原則が提唱されてきた。しかし、この問題 は、地球気象、生物多様性、資源乱獲など解決には不確実性と複雑性を極めている。この 理念を多角的に長期・短期な視点で文理の境界を越えて研究するアプローチに2004年、東 京大学が中心に提唱した「サステイナビリティ学」(sustainability science)がある。


2. プロジェクトマネジメント体系との関連

基本理念が期待する成果を確保する手段に、法規制、政策を実行するP2M(Project & Program Management)体系がある。 その特色は、事業ミッションを「問題」、「解決」、「成果」のライフサイクルとして把握し、モデル展開して「成果」(outcome)を獲得する全体責任を追求するマネジメント手法にある。 その実践的役割は、事業主の立場を代行するプロジェクト・ビジネス、アライアンス、事業開発者、ベンチャーなどの管理行動に代表される。 環境プログラムの属性に見られる「複雑性、多義性、拡張性、不確実性」は、「サステイナビリティ学」が追求する課題意識と知識構造化に重なる領域がある。


3. コングレスの開催

今回のコングレスでは、理論と実践に詳しい研究者と実践家をお招きして「サステイナビリティとプロジェクトマネジメント体系」についてそれぞれの立場で討論を行う。

@日時 平成24年6月16日 土曜日
  13:00〜17:00 講演とパネル討議
  17:30〜19:30 懇親会

A場所 東京農工大 小金井キャンパス東門横、140周年記念開会3階ホール (地図
B参加費: 2000円


4. コングレスの案内

13:00〜13:10挨拶:国際P2M学会会長 東京大学名誉教授 吉田邦夫
13:10〜13:50 東京大学 鎗目 雅 准教授
            「サステイナビリティ・サイエンスとイノベーション・マネジメント」
13:50〜14:30 筑波大学アソシエイト教育支援 梅田富雄氏
            「P2M体系におけるサステナビリテイ・エンジニアリング」
14:30〜15:00 株式会社東レ経営研究所 特別研究員 宮木 宏尚氏
            「繊維産業界のサステナビリティー戦略(仮題)」
15:00〜15:10 休憩


5. パネル討議

15:10〜15:25 国際P2学会 モデレータ  東京農工大学 亀山秀雄教授
           「基本講演の総括と課題提起」
15:25〜15:40 日本開発工学会理事
           フェニックス・ラボラトリー合同会社 代表野口壽一氏
           「レモンガス株式会社におけるサスティナビリティビジネス」
15:40〜15:55 東京工業大学イノベーションマネジメント研究科 准教授 梶川裕矢氏
           「知識の構造化と行動の構造化」
15:55〜16:10 株式会社 キューピー研究所・商品開発本部長 和田義明氏
           「ヒトの生命や健康のサステイナビリティと食品開発」
16:10〜17:00 パネリストによる討議と会場からの質疑応答


6. 懇親会

17:00〜19:00 懇親会 場所東京農工大学内食堂
会費:2000円


7. 参加申し込みについて

● 参加予約の申し込み : 学会のウェブ受付にて参加予約をお申し込みください。
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