国際プロジェクト・プログラムマネジメント学会

「2014年度春季研究発表大会」のお知らせ

更新: 2014/3/6

第17回国際P2M学会研究発表大会
The 17th Congress of International P2M Association

「サービス社会における新産業創出と方法論:
三次元プリンターのインパクトと課題を探る」
〜市場と公益が共存できるビジネスモデル創出を目指すプログラムマネジメント〜

大会は終了いたしました。ご協力ありがとうございました。

実行委員会は2014年の春季研究発表大会を下記企画しておりますので、ご案内を予告させていただきます。
以下の大会テーマ趣旨をご参照いただき、論文投稿とご参加の予定をよろしくお願いいたします。
なお、研究発表コマ数は、4トラックで20〜24コマ程度を予定していますので、早目にご投稿のご準備を推奨いたします。

■開催日時  
開催日と場所
開催日: 2014年4月19日 土曜日 9:30〜17:00
開催場所:開催場所:東京工業大学田町キャンパスイノベーションセンター
最寄駅(JR山手線 田町駅下車海側徒歩2分)

1. 趣旨

我が国のGDPにおける70%は第三次産業(サービス)が占め、雇用数も5700万人のうち4000万人を超えて、本格的なサービス社会が到来しています。 グローバル経済の下では、中国、韓国、台湾など新興国が量産型「ものづくり」で着実に存在を高めていますが、成熟国ではハイテクの事業化やサービス社会への「ことづくり」との融合で競争優位を模索しています。 米国はシェールガスの開発により、製造業の国内への回帰を高め、スマートフォンやタブレットにより「ことづくり」による新産業を創出しています。 その一方で、日本はイノベーションが叫ばれて久しいのですが、クリステンセン教授が警告するような産業と雇用を産み出す「エンパワリング・イノベーション」に対する研究開発の認識や行動が顕著ではありません。 相変わらず、従来型の「ものづくり」発想に根ざした生産効率をあげる設備投資や、省エネや環境型の買い換え製品の研究開発をイノベーションと考えているようです。 例えば、生産の自動化やロボットの投入は、確かにコスト低減出来るのですが、雇用を産み出す効果はありません。またLED電球やハイブリッド自動車なども買い換え需要は産み出せても、既存市場の延長範囲に位置づけられ新市場や国内雇用を増やすことはできません。 その結果、企業は内部留保を増やすだけであり、日本経済を成長させる強い原動力になりません。 最近出現した三次元プリンターは、「アイディア」や「使い方」次第では「ものづくり」を根本から変え「ことづくり」と融合させる革命的な技術方法論と考えられています。 P2M理論の真髄は、「ものづくり」と「ことづくり」を融合して、課題発見と問題解決を図るライフサイクルで見直す思考と方法論を提供しています。 本大会はサービス社会における感性、情報など知的資源を「見える化」できる付加価値創造と方法論に着目した投稿を歓迎いたします。


一般社団法人 国際P2M 学会
会長 東京大学名誉教授 吉田邦夫
大会実行委員長 小原重信

2. 基調講演

東京大学生産技術研究所 付加製造科学研究室 新野俊樹教授をお招きして「付加製造技術(三次元プリンター)の現状と展望」をご教示していただきます。 米国の最新研究開発事情を新しい「付加製造科学」による産業発展への可能性をお話していただきます。

3. 大会スケジュール
3.1 会員による研究発表(論文公募)
    「午前の部」 9:30〜12:00

下記要領にて会員より論文の投稿を公募いたします。研究発表は次の4トラックより選択ください。
非会員で投稿を希望される方は、学会への加入を条件とします。
アブストラクト締切:平成26年3月3日  タイトルと要旨300文字以内
論文投稿締切:平成26年3月25日(パワーポイントも可)
研究発表:24〜27編を予定企画いたします。

投稿受付:アカデミーセンター国際P2M学会事務局 p2m-post@bunken.co.jp 宛メイル添付

 投稿規程

書式サンプル形式で作成してください。   書式サンプル

本大会では、以下の4つの発表トラックを設定しております。

   A トラック:新産業創出と方法論
   B トラック:ビジネスモデル開発
   C トラック:開発マネジメント
   D トラック:P2M関連の自由論題

「昼休み」:12:00〜13:00

3.2 理事会・評議員会 開催(昼食をはさみ開催12:10〜12:50)

理事、評議員の方はご予定ください。

    「午後の部」13:00〜17:00
3.3 会長挨拶: 13:00〜13:30

一般社団 国際P2M学会会長、東京大学名誉教授 吉田邦夫 13:30〜14:00
「プログラムマネジメントの社会的意義」

3.4 基調講演: 13:30〜15:10(100分)

講演 「付加製造技術(三次元プリンター)の現状と展望」
講演者 東京大学生産技術研究所 付加製造科学研究室  新野 俊樹 教授


「休憩」:15:10〜15:20

3.5 年次総会開催 15:20〜16:00(40分)

前年度決算報告、年間事業計画など

3.6 研究発表 16:00〜17:00 (30分)

4. 参加費

● 参加予約の申し込み : 学会のウェブ受付にて参加予約をお申し込みください。
  参加申込みフォーム

● 参加費用
    会員   :   10,000円(社会人学生、代表発表者も含む)
    非会員   :    13,000円
    社会人では無い学生会員・大学院生 :3,000円

● 「懇親会」 17:20〜
     費用 :3000円
     会場 :未定

 
 
 

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