「2015年度春季研究発表大会」のお知らせ

更新: 2015/4/11

大会は終了いたしました。ご協力ありがとうございました。

第19回国際P2M学会研究発表大会
The 19th Congress of International P2M Association

「IoTによる新アーキテクチャーの時代到来」
〜公益と市場が共存できるビジネスモデルの創出とプログラムマネジメント〜

■開催日時  
開催日と場所
開催日: 2015年4月18日 土曜日 9:30〜17:30
開催場所:千葉工業大学 津田沼キャンパス 7号館 MAP
最寄駅 ・JR総武線/津田沼駅 《南口》駅前
    ・京成線/京成津田沼駅下車《北口》徒歩10分(改札の周辺地図をご覧ください)
    ・新京成線/新津田沼駅下車 徒歩3分
     (改札の左側にある「mina」を右折し陸橋を渡ってすぐ)

■主催  
一般社団法人 国際P2M学会
  国際P2M学会事務局   メール
  〒162-0801東京都新宿区山吹町358-5 アカデミーセンター
  TEL:03-5937-5716 FAX:03-3368-282

会長 東京大学名誉教授 吉田邦夫
大会実行委員長 千葉工業大学社会システム科学部 久保裕史 教授
大会企画委員長 国際P2M学会 副会長 小原重信

【T】 大会テーマの趣旨

 家電、自動車そして社会インフラまで、あらゆる「モノ」がインターネットに繋がる「モノのインターネット」(Internet of Things, IoT)による技術革新と新たなサービスが生まれようとしています。 5年後の2020年には500億台のモノがインターネットに繋がると予想されます。 その結果として自動車の位置情報、産業用ロボットの運転情報から生体情報にいたるまで、それぞれが有する1兆個にも達するセンサーの膨大なビッグデータがクラウド上に集まることになります。 従って、このデータを有効に活用して新たなサービスを生み出す知恵が求められています。 卑近な例を挙げれば、コマツは世界各国の鉱山機械の稼働状況を監視し、効率的な運用をはかるとともに、新たな需要予測にも生かしていることで知られています。 IoT活用の代表的事例と言えるでしょう。
 ドイツでは、国を挙げてIoTによる製造業の高度化に取り組んでいます。名称をIndustry4.0と名付けて、第4次産業革命という位置づけです。 近未来の工場では、機械が部品のICチップの情報を読み取り、必要な行程を考え複数の生産設備を最適なラインに組み替えます。 機械同士が会話することで究極的には多品種の少量生産が可能となり、さらには工場の枠を超えて素材、部品、販売店、電力会社までネット上でデータのやり取りをして、人件費やエネルギー消費を最小することを狙っています。
 我が国でも三菱電機がインテルと組んで工場の生産設備の故障を未然に防ぐシステムを開発中など幾つかの事例が聞こえてきますが、 企業の枠を超えてドイツのように国全体を一つの仮想工場にして生産性を高めようとするまでにはなっていないと思われます。 IoTが進展するなかで、我が国の産業がめざすべきプログラムの構想、すなわち、新しいアーキテクチャーを、どう組み立てるべきか、また、それを担う人材をどう育てていけばよいのかが問われています。
 本大会が、ビッグデータの活用、新アーキテクチャー戦略、プラットフォームの構築、人材育成などを議論する場となることを願っています。


【U】 研究発表  9:30〜12:30

投稿受付:アカデミーセンター国際P2M学会事務局 p2m-post@bunken.co.jp 宛メイル添付

 投稿規程

書式サンプル形式で作成してください。   書式サンプル

アブストラクト締切日 :平成27年2月28日

論文締切日: 平成27年3月31日

本大会では、以下の5個の発表トラックを設定しています。(25コマを予定)
   A トラック:プログラムマネジメント        7405講義室
   B トラック:アーキテクチャー、プラットフォーム  7404講義室
   C トラック:教育、人材育成            7403講義室
   D トラック:情報ネットワーク、          7402講義室
   E トラック:その他                7401講義室

「昼休み」:12:00〜13:00
(理事会・評議員会合同会議 12:10〜12:50 7411講義室)

【V】特別講演 13:00〜15:00
1.会長挨拶: 13:00〜13:30    7号館7404〜7405教室

国際P2M学会会長 吉田邦夫 東京大学名誉教授

2.基調講演:13:30〜15:00      7号館7404〜7405教室

講演者:塩瀬 隆之 京都大学総合博物館准教授、兼慶應義塾大学SFC研究所上席所員
演題: 「IoT環境におけるアーキテクチャー視点の産業政策と科学技術史」


 IOE環境では、日米欧のわずか数ヵ国が世界を牽引した時代とは明らかに異なり、文化や価値の多様な70億人社会の一国であるという位置づけをまず自覚しなければならない。 未踏の社会課題に向き合って多様な専門家の力を打開策へと転じられるような人材の輩出こそが、16歳から22歳という多感な7年間を預かる大学-高校連携の責務である。 工学、情報学、心理学、認知科学などさまざまな観点から、産業政策、知識伝承、必要な組織、文化、技術における結びつきとコミュニユケーションのあり方にも価値創造視点での抜本的な刷新が世界規模で求められている。

講師略歴
1998年 京都大学大学院工学研究科精密工学専攻修了。神戸大学自然科学研究科助手、京都大学情報学研究科助教、京都大学総合博物館 准教授を歴任。 2012年7月より経済産業省 産業技術政策課において、技術戦略担当の課長補佐に従事。2014年7月より京都大学 総合博物館 准教授として復職。

著書
塩瀬 隆之監修「科学技術Xの謎」京都大学総合博物館 化学同人 2010


「休憩」:15:00〜15:10

【W】年次総会 15:10〜16:00(50分)

@26年度実績報告、A人事、B27年度計画、C秋季国際大会企画など

【X】パネルディスカッション16:00〜17:30 (90分)

テーマ: 「システム科学、情報学、工学からみたこれからのサービスサイエンス」(仮題)

 IOT環境におけるモノコトづくりにおける価値創造は、サービスの仕組みビジネスをテーマに、基調講演者も参加いただき、モデレータを中心に実践的に討議を深める。 例えば、センサーネットワークを通じて収集されるPoint of Eventを価値生成に利用して、医療、健康、防災、 教育など仕組みビジネスに利用するサービスサイエンスとプログラムマネジメントの関係について話題とする。

モデレータ:東京工業大学 大学院総合理工学研究科知能システム科学専攻 出口 弘 教授

研究領域と学歴
エージェントベース社会システム科学 進化経済学 、ゲーミングシミュレーション
昭和61年東京工業大学総合理工学研究科システム科学博士課程修了理学博士
平成9年4月1日−平成13年9月30日 京都大学経済学部助教授
平成13年10月1日東京工業大学総合理工学研究科知能システム科学専攻教授

パネリスト:京都大学総合博物館 塩瀬 隆之 准教授

工学、情報学、心理学、認知科学等が専門。
当日の基調講演にもご登壇。

パネリスト:千葉工業大学社会システム科学部 鴻巣 努 教授

ヒューマンサイエンス、認知心理学が専門。

パネリスト:株式会社アスプロス 西田 絢子 代表取締役社長

生産管理、自動車工学が専門。工場自動化に従事した経験あり。
千葉工大プロジェクトマネジメント学科卒、今年度末にP2M関連研究で博士号取得見込み。

【Y】懇親会 17:40〜20:00     1号館20階展望ラウンジ

懇親会挨拶: 千葉工業大学 社会システム科学部長 井上 明也 教授

【Z】参加費

● 参加予約の申し込み : 学会のウェブ受付にて参加予約をお申し込みください。
  参加申込みフォーム

● 参加費用 :事前に下記学会銀行口座宛に振込下さい(締切27年4月10日)
    会員   : 10,000円(社会人学生、代表発表者も含む) 【当日払い:11,000円】
    非会員   : 13,000円 【当日払い:14,000円】
    社会人では無い学生会員・大学院生 :3,000円 【当日払い:4,000円】

                三井住友銀行 (銀行コード :0009)
                飯田橋支店 (店番号 :888)
                普通預金  口座番号 :7098073
                口座名義 :一般社団法人 国際P2M学会

● 懇親会費用 (上記大会参加費と合わせて学会銀行口座に事前振込下さい)
     費用 :3000円 【当日払い:4,000円】

※ 領収書は大会当日受付にてお渡しします。

※ 振込済みの参加費・懇親会費は不参加でも返金できません。

 
 
 

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